【過去記事 再掲】虫歯の程度とその治療法
※この記事は旧ホームページにアップされた記事の再掲です。
館山市のみなさん、こんにちは!
館山市 ビーバー歯科の田中です(^-^)
早いもので、もう3月ですね〜
今回は虫歯の程度とその治療方法についてお話しさせていただきます。
虫歯の程度と治療法
歯科検診で耳にする「C1」「C2」……というのは、虫歯の進行度を表す数値です。
C1以上は歯科治療を必要します。虫歯が厄介なのは、エナメルのみ質が溶けているC1の段階では無痛な点です。
痛みが生じるのは、象牙質に達して(C2)から。象牙質はエナメル質に比べて軟らかいため、C2以降は進行が速くなります。
虫歯は、下記の5段階に分類されます。
C0
CゼロではなくCオーです。Oはオブザベーションすなわち経過観察という意味です。
エナメル質の透明感がなくなり、チョークのようになっている状態。まだ穴は開いて折らず、無症状。この段階では、歯みがきなどのセルフケアで歯の健康を取り戻せます。ダイアグノなどの診査機器を使用して進行度合いを記録しておきます。
C1
エナメル質が溶けて、浅い穴ができた状態。この段階ではまだ無痛だが、歯科治療をしないと治らない。虫歯の部分を取り除き、その部分に樹脂や金属を詰めて治療します。ダイアグノデントの数値が大きくなる傾向であれば治療します。
C2
虫歯が象牙質にまで進行した状態。痛みを感じたり、冷たいものや甘いものがしみたりする場合がある。治療では、虫歯の部分を取り除いた後、金属や樹脂の詰め物をします。
C3
虫歯が歯髄にまで達した状態。歯髄への感染の程度によって激しく痛む場合もあれば、あまり痛みを感じない場合もある。また、熱いものがしみるようになる。この段階になると歯の神経を抜かなければならない場合もあります。治療は歯の神経を抜く(または保護する)処置のあと、金属や樹脂の被せ物をします。
C4
歯のほとんどがなくなっただけでなく、歯の根(歯ぐきに埋まっている部分)までが虫歯に侵された状態。こうなってしまうと治療できないため、抜歯するしかありません。
館山市をはじめ、近隣の南房総市、鴨川市の患者様がビーバー歯科にいらしてくださっています。 いつもありがとうございます。 虫歯や歯周病など些細なお悩みでもお伺いさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
本日は、ビーバー歯科田中が担当させていただきました。