医院理念
皆さまが「生涯、ご自分の歯でおいしく食事ができること」を達成する
ビーバー歯科は、皆さまが「生涯、ご自分の歯でおいしく食事ができること」、この医院理念を達成するために、科学的根拠に基づき、医療従事者としての良心に従い、誠意と情熱を持って、患者様の利益のために最高の医療を提供いたします。
予防に重点を置き、治療に介入する時期も慎重に判断して、歯をできる限り削りません。治療する際は、再発防止に細心の注意を払います。
常に温かく清潔な院内環境づくり・最高の医療を提供できる医院を目指す
コミュニケーションを大切にして、治療方針、処置内容、治療費、治療期間などを、カウンセリングの時間を設け、可能な限りお話いたします。笑顔とおもてなしの心を忘れず、安心して治療が受けられるように、常に温かく清潔な院内環境づくりを心掛けます。
向上心を持ち、常に知識と技術の研鑽に努め、患者様にとって、最高の医療を提供できる医院を目指します。
予防で患者様の歯を生涯維持するようにサポート
治療の精度と技術にこだわりを持ち、予防で患者様の歯を生涯維持するようにサポートします。歯に対する正しい知識の啓蒙活動を行い、虫歯、歯周病を予防します。歯科の二大疾患である虫歯と歯周病の特徴は、ともに慢性感染性疾患であり、ほとんど自覚症状がなく、進行することです。
虫歯や歯周病によって、溶かされてしまった歯や歯槽骨は、現在のところ、元通りに再生することはありません。気がついた時には、かなり進行していることもしばしばあります。そして、夜間の歯軋りなどの過度な力が、虫歯や歯周病の進行を加速させる大きな要因になります。歯をできるだけ長持ちさせるためには、いかに原因である細菌やバイオフィルム(プラーク)を少なくするか(「プラークコントロール」)、歯や歯周組織にかかる力をコントロールできるか(正しい咬み合わせの構築)、すなわち「中心位咬合の確立」にかかっているのです。
予知性の高い最高の治療を希望される患者様を基準とした診療を提供
皆さんの中には小中学校の頃、歯科健診で虫歯を指摘され、夏休みなどに歯医者に治療に行った経験がある方もいるとお思いますが、翌年もまた健診の紙を渡され、同じように歯医者に行く、毎年のように。おかしいと思いませんか?
当時は、私も何の疑問も持たず、治療に通っていました。しかし、今考えてみると、おかしなことが沢山あります。
- そんなに毎年虫歯ができるの?
- もしかして再治療?治療時間が短すぎない?
- 治療内容の説明をされた記憶がない
- 歯医者で歯の磨き方なんて教わったことがない
- もちろん歯石なんて取ってもらったこともない
現在は虫歯、歯周病の原因、予防法が解明され、治療法も確立されてきています。
歯科治療の原則は、細菌と力のコントロールであることは、今後も変わることはありません。
ですから、ビーバー歯科では、軸がぶれることなく、予知性の高い最高の治療を希望される患者様を基準とした診療を提供いたします。
患者様の虫歯に対する感受性や食生活、家庭環境やライフステージを考慮
治療と称して、歯を削ることは、歯の寿命を短くする行為であると言えます。一度失われた歯は再生しないので、虫歯の治療というのは詰めも物や被せ物で、本来歯であった部分を置き換えることしかできないのです。
骨折などで骨が再生して、くっついて治癒するのとは全く違うのです。虫歯で穴の空いた歯を放置することはできないので、もちろん治療は必要ですが、二度と再生しない歯を扱うわけですから、もっと慎重になるべきです。
まずは、診査診断をしっかり行い、初期虫歯であれば、定期的なクリーニングやフッ素塗布をして、経過観察のみで、歯を削らずに済むこともあります。
また、患者様の虫歯に対する感受性や食生活、家庭環境やライフステージを考慮して、治療をする時期を決めることも大切です。
治療においては、機能性、安全性、審美性を充分に満たすことが求められます。良く咬めて、美味しく食事ができて、しかも長持ちする。そして、材料による毒性やアレルギーが無く、歯に近い自然な色調が再現されて、口を開けて笑えることが理想です。
ビーバー歯科のこだわり
元に戻らない処置をするからこそより慎重な治療に
現在の歯科治療の多くは、保険診療を中心に行われていますが、その診療報酬は出来高払いなので、歯を削って詰めたり、歯髄(神経)を取ったり、クラウンを被せたり、歯を抜いたり、多く処置をすればするほど、歯科医院の収入は多くなります。
しかし、歯を削ってしまえば元には戻りませんし、取り除いた歯髄や抜いてしまった歯は二度と再生しません。ですから、不可逆的な(元に戻らない)処置をすることに、もっと慎重になるべきです。
また、穴があるから埋める、歯がないからインプラントやブリッジ、入れ歯を入れるという処置は、歯科治療として当然必要で、さらに精度を高めていかなければなりませんが、歯に穴があいてしまったり、歯を失ってしまったというのは結果なのです。
対症療法だけでは、また再発の可能性が高くなりますし、このような治療を繰り返せば、更に歯は少なくなります。
患者様のお口の状態から原因を解明して、未来を予測
ビーバー歯科では、患者様のお口の状態から原因を解明して、未来を予測し、モグラ叩き的な治療の繰り返しによる悪化を断ち切るために、一本の歯だけではなく、一口腔単位(お口全体)をしっかり診査・診断して、患者様に合った治療方針をご提案させていただきます。
そして、将来を見据えた最小限の治療(咬み合わせなどの改善の目的で歯にクラウンを被せることもあります)と、継続的なメインテナンスによって、生涯ご自身の歯で食事がおいしくできることを目標として診療をしています。
咬合診断の実施
一口腔単位(お口全体)の治療には、咬み合わせの診査は必須です。現在のお口の状況を専用の咬合器に再現し、厳密に診査・診断します。
虫歯を正確に把握する
ビーバー歯科では、虫歯の診査にダイアグノデントという虫歯探知機を使用しています。
レーザー光を利用し、音と数値で虫歯の進行度合いを客観的に把握する事ができます。痛みなく診査ができるというのが大きなメリットです。
ですから、小さなお子様でも安心して、使用できます。定期的に虫歯の進行状況をチェックして、治療する時期を判断します。
虫歯の原因は生活習慣、食事、咬み合わせです。正しい知識を持って、プラークコントロールをしていけば、虫歯や歯周病になるリスクはさげられます。
我々歯科医師や歯科衛生士は、歯が全て抜けてしまって、総義歯になることはありません。歯の価値と大切さを知っていて、プラークコントロールの仕方を身に付けているからです。
健康的、かつ豊かな生活を送るためには、常日頃から歯の健康に関して、正しい知識を身につけて、定期的な歯のメンテナンスを継続的にすることが大切なのです。
健康な歯を可能な限り削らない
歯科治療の鉄則です。歯を長持ちさせるためには健康な歯質は削らずに、虫歯だけを確実に除去する事が重要です。
虫歯検知液や虫歯探知機により虫歯の部分を特定し、音波振動を利用した特殊な器具を用いて、虫歯だけを選択的に確実に除去します。
歯髄(神経)を残す治療
歯に栄養を与え、歯に対する危険を、しみたり・痛みとして知らせてくれる歯髄を安易に取ることはしません。歯髄を除去すると歯内療法が必要ですが、歯の内部は肉眼では直視できません。
そして、根管は形態が複雑で、しかも多岐に枝分かれしているため、完璧な治療は困難です。
歯髄を取ってしまった無髄歯は、クラウンを被せるためにも、多くの歯質を削れねばならないため、歯の寿命が短くなってしまいます。
ビーバー歯科では、歯の命でもある歯髄を可能な限り大切に保存します。